看護学研究科の方針

看護学研究科の理念は、保健・医療・福祉及び社会の変動に対応して、生命と人権を尊重し、看護学の専門的知識と技術に立脚し、創造的かつ科学的に看護が実践できる人材ならびに看護の教育と研究に携わる人材を育成し、人々の健康とQOLの向上及び看護学の進歩・発展に寄与することにあります。
また、本学は平成25年度アデレード大学看護学部との学術交流協定を締結し、学部教育の充実を図るとともに大学院生の研究環境の充実と教員間の交流を推進するため、
JBI Kobe Center of Excellenceを設置いたしました。日本では大阪大学に次いでの開設であり、助産学領域に特化した翻訳とシステマティックレビューを行い、教員だけでなく大学院生や地域の医療従事者にも還元できる情報を発信する役割をも担っています。
このような環境の中、本看護学研究科は以下の5つを目標としています。

  • 専攻する看護専門分野に関連する科学的根拠と理論を修得し、看護実践に応用することができる
  • 専攻する看護学専門分野において、専門性の高い知識・技術をもとに看護を実践し、相談・教育・調整機能を高め、看護の質向上と変革を推進することができる
  • 人間愛と高い倫理観を持ち、複雑な倫理的問題を的確に判断し調整することができる
  • 先進医療における看護実践を先導的に行うことを通じて、地域医療の向上に資することができる
  • 専攻する看護専門分野に関する研究課題に取り組み、研究能力を高める