指導教員の主な研究内容

鈴木みゆき

鈴木みゆき(看護学研究科 基盤看護学分野 基礎看護学 教授)

大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻博士前期・後期課程修了 博士(看護学)取得 2009

連絡先:mioka★hyo-med.ac.jp (★を@に変更してください)

https://ofcach.ofc.huhs.ac.jp/hhshp/KgApp?kyoinId=oggdgegyggm

私が行っている研究活動は、看護実践、看護技術の科学的検証が大きなテーマです。根拠に基づいて看護を実践するためにも、一つ一つの看護技術に科学的根拠が示されることをめざし、それらに寄与できる研究を心掛けています。主には観察研究、調査研究、実験研究を用いた研究に取り組んでいます。

大学院では、それぞれの実践領域において、日ごろの看護活動の中で改善させたい課題や解明させたい疑問を、研究の形にしていきます。よりよい看護実践・看護技術の基盤となる研究にするためにも、適切な方法論を用いて、真の研究結果を導けるように丁寧に指導致します。

以下には、実施してきた主な研究として、自立に向けた排尿援助について、看護師の冷え・手の冷たさについて、体圧分散マットレスの生体負担についての研究論文を示していますが、詳細は教員情報をご覧ください。

研究論文

Suzuki M, Tsuchida T, Ibe A, Matsuhisa T. Effect of nursing procedures on the hand skin temperature of female hospital nurses. Jpn J Nurs Sci. 2021;e12423.
https://doi.org/10.1111/jjns.12423

鈴木みゆき、伊部亜希:手洗い時の水温の違いおよび手洗い後の軽動作実施による手の皮膚温の変化ー看護技術を提供する看護師の手の温度に関する基礎的検討ー 、 看護人間工学研究誌、19、29-36、2019

鈴木みゆき、徳重あつ子:高齢男性の回復期脳卒中片麻痺患者における排尿状態と非麻痺側上肢・下肢筋肉量との関係.日本健康医学会雑誌、26(2)、103-111、2017

鈴木みゆき、徳重あつ子、竹田千佐子:回復期脳卒中患者に対する排尿援助についての実態調査:排尿日誌の活用・行動療法の実施・多職種連携の観点から.リハビリテーション連携科学、18(2)、143-151、2017

鈴木みゆき、阿曽洋子、伊部亜希、徳重あつ子、片山恵:高齢男性の回復期脳卒中片麻痺患者における非麻痺側筋肉量の変化からみた排尿援助のあり方についての検証 ‐排尿援助方法と非麻痺側筋肉量の変化との関係から‐.老年看護学、18(2)、38-47、2014

岡みゆき、阿曽洋子、伊部亜希、徳重あつ子、片山恵:回復期脳卒中片麻痺患者の非麻痺側筋肉量と基本的ADLとの関連.日本健康医学会雑誌、17(1)、3-9、2008

岡みゆき、阿曽洋子、伊部亜希、他4名:体圧分散マットレスの安楽性と安全性の評価-寝心地と端坐位保持中の身体安定性-.看護人間工学研究誌、7、29-35、2007

岡みゆき、阿曽洋子、伊部亜希、他3名:ADLの維持と褥瘡予防を両立させるための体圧分散マットレスの評価-マットレス上での起き上がり動作時の沈み込み、筋活動量、動きやすさの観点から-.日本褥瘡学会誌、9(1)、81-86、2007

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