研究分野一覧

田村康子研究室「助産学」

助産師は主に女性やその家族を対象に、新たな生命の誕生や親役割取得のプロセスに寄り添い、対象者の本来持つ力が最大限発揮できるように関わります。周産期以外にも、あらゆる年代にある人々の性と生殖に関する健康への支援にも携わります。

 少子高齢化に伴う人口減少や出産のハイリスク化、地域社会のあり様など人が生まれ育つ環境は変化し、周産期医療も変動の時期にあります。また、母子が健康であることはグローバルなレベルでも主要な課題の一つです。助産師がその役割を医療機関、地域、世界においても発揮することが求められています。

日々の実践の中で、「これでいいのだろうか」「どうしたらいいのだろう」「もう少し調べてみたい」となったままのことはありませんか?
 大学院修士課程では、助産に関連する様々な概念や理論を学び、これまでの実践を通して気になったままになっている現象や課題について探究する力を養います。探究のプロセスは山あり谷ありですが、学ぶ楽しさがあり、大学院を修了した後の助産実践を支える糧になります。自分が関心をもっているそのことを大切にして、兵庫医療大学の修士課程で深く取り組んでみませんか?

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