【修士課程】
母性看護学は、女性とその家族のライフサイクル各期の健康支援について、疾病中心の医療とケアに留まらず、文化的、歴史的、社会的背景を勘案して健康課題とケアを探求します。また、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを根幹に据えて、生殖の性とジェンダー、セクシュアリティへの理解を深め、その人がその人らしく、自らのもつ力を発揮して健やかに生きるためのケアを探求し、実践につなげるための方策を構築します。(西村明子・岡田公江)
【研究指導で心がけていること】
研究疑問は自らの経験から生まれ、自らの手で明らかにしていくものです。そのため、研究指導では臨床で助産師として勤務するなかで生まれた疑問や課題と助産師としての貴重な経験を大切にしています。広く深く学習し、一歩一歩、共に前進してゆきたいと考えています。
【現役大学院生からのメッセージ】修士2年生 柳さおりさん
臨床で様々な経験を積む中で、ふと「私はこのままでいいのかな」と思うことが多くなりました。それを機に大学院へ進学する道を選んだものの、入学前は「本当に大丈夫か…」と様々なことに対して不安にもなりましたが、先生方をはじめ、先輩方や同期のおかげで毎日楽しく研究したり勉強を続けることができています。あの頃の不安は一体どこへやら…と思う日々です。
大人になってから何かにチャレンジすることは勇気がいる部分もありますが、ものすごく充実します。進学、オススメです。
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