研究分野一覧

神崎初美研究室 「慢性看護学」について

私たちの研究室は、成人看護学領域のなかでも「慢性疾患」「がん」に関連する領域です。
看護学部と修士課程への教育を実践しています。

私たちの研究室では「一人で看護研究が行えるようになる」ことを目指し、深い探求力と豊かな想像力を育てています。
基本的に学生が行いたい研究を尊重し支援しています。

教授 神崎 初美
講師 井上 満代
助教 山内 洋子 (がん領域大学院 鈴木志津枝研究室兼任)
助教 畑 真紀子
助教 大城 怜
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【修士課程】

慢性看護学では、慢性看護の基盤となる概念・理論に関する知識や諸研究、疾患の病態・診断・治療に関する最新の知見を学修し、慢性病とともに生活する人のQOLの向上に寄与できる高度なアセスメント技法や看護介入方法を考究します。また、慢性看護領域における新たな課題を見極め、それを解決するための看護実践を科学的に探究し、研究能力を育成します。

開講しているコース:看護学基礎研究領域「慢性看護学」

神崎初美教授と井上満代講師が修士課程の教育を担当しています。

<2019年度修士修了生の論文テーマ>

・2型糖尿病患者の炭水化物摂取に関する認識

・熟練訪問看護師の24時間電話対応における緊急電話の判断と行動

<2018年度修士修了生の論文テーマ>

発症2年以内に診断された関節リウマチ患者が寛解に至る過程での治療に関する認識

<2017年度修士修了生の論文テーマ>

【慢性看護学】

慢性疾患患者の在宅移行期に訪問看護師が抱えるケア上の困難

<2016年度修士修了生の論文テーマ>

【慢性看護学】

視覚障がい者が自覚する災害時の避難行動を妨げる要因と受けたい支援

【がん看護学】* 現在、がん看護学は、鈴木志津枝先生が担当となっています

緩和ケア病棟看護師へのがん患者のせん妄に関するアセスメント能力向上のための教育プログラムの評価

【看護学部4年生対象ゼミ:慢性・がん看護学セミナー】

4年生になった方々は、「看護研究セミナー」という科目で慢性・がん領域を選択すると私たちの研究室の配属となります。

* 統合実習も同じメンバーで行きます(兵庫医科大学で実習)

慢性看護学」領域の研究では、慢性病とともに生活する人のQOLの向上に寄与できる研究課題を見つけその方法を計画します。(鈴木志津枝教授着任により2020年度以降は慢性領域とがん領域を分けました)

 

統合実習前に、研究テーマを決定し、研究テーマを意識しながら実習を行います。

<看護研究の方法>
学生は興味ある領域(統合看護実習と同領域)を選び、指導教員の支援のもとでグループ研究または個人研究を遂行します。

<研究課題領域>
慢性看護学:慢性病患者が抱える苦痛や症状・療養生活上の体験・セルフマネジメント支援・家族支援
がん看護学:がん患者の抱えるトータルペイン・診断や治療のプロセスで起こる苦悩・治療に伴う諸症状のマネジメント・家族が抱える苦悩へのケア

<2020年度学部卒業生の研究テーマ>

SLE患者のボディイメージの変容への対処法の実際とQOLとの関係性

日本でのSLE女性療養者が抱える妊娠・出産に関する体験

入院歴がない後期高齢期にある慢性心不全患者の自己管理における工夫

糖尿病認知症高齢者のインスリン自己管理フローチャートの作成と介入

高齢の慢性心不全患者を支える家族の支援の状況と抱える困難

糖尿病患者の腎症初期における通院継続の障壁

疾患を有しない人への新たな禁煙介入モデルの構築と有用性の検証

独居高齢透析患者が透析療法を継続する上で支えられていると認知している事象

病気初期から退院期白血病患者の体験と心理プロセス

ライフヒストリーからみるがん告知を受けた高齢患者の配偶者の経験

青年期の炎症性腸疾患患者の親の病識程度を把握したうえでのテーラーメイド介入とその効果

心房細動による脳梗塞発症患者の障害受容プロセス

診断初期のクローン病患者への包括的な介入モデルの構築と有用性の検討

診断前期から合併症出現の過程で2型糖尿病患者と家族が抱える相反的心理の実際

2020慢性ゼミ生

<2019年度学部卒業生の研究テーマ>

・入院中の造血器腫瘍患者を看護する上で3年未満の看護師が感じる看護業務上の困難

・造血幹細胞移植を受けた造血器腫瘍患者の手洗い行動に影響を及ぼす要因

・クローン病患者における就業上の困難と対処の実態

・日本HIV患者の性的パートナーへのHIV感染開示に伴う葛藤や困難の様相

・診断早期の関節リウマチ患者の疾患管理に関する情報の認知度とQOの関係

・断酒に成功したアルコール依存症患者と家族が捉えている断酒のきっかけとなった華族からのかかわり

・寛解期の多発性筋炎/皮膚筋炎患者の再燃予防行動の実態

・寛解期が1年以上の潰瘍性大腸炎患者が再燃予防のために実践している療養行動と生活の質の関係性

・慢性閉塞性肺疾患患者の息切れマネジメント方略と身体活動量の関係性

・骨髄移植を受けた患者の母親役割に対する思いの経時的な変化

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<2018年度学部卒業生の研究テーマ>

・思春期・青年期発症のクローン病患者の食事療法継続にかかわる要因の検討

・関節リウマチ患者の適応プロセスに関する文献レビュー

・ 独居高齢透析患者が抱える食事療法を継続する上での困難と工夫

・透析日および非透析日に外来血液透析患者が認知する疲労感と身体活動量の関係性

・慢性心不全患者が目標を持ちながらも、自己疾患と付き合い療養生活を送るために、日々行っている工夫

・糖尿病透析予防指導を受けている糖尿病性腎症初期患者の療養行動に対する動機づけにかかわる要因

・外来血液透析患者の痒みの症状マネジメントの実態

・化学療法を受ける小細胞肺がん患者のレジメン変更時の思いと看護支援の検討

・家族のサポートが乏しい終末期がん患者に対する精神的なケアに関する文献レビュー

先日、発表会ではどれも力作で驚きました!

2018年ゼミ生卒論発表会(2018.11.23発表会後の写真)↓

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<2017年度学部卒業生の研究テーマ>

・寛解または低疾患活動性にある女性リウマチ患者の家庭内の役割遂行における困難感とその対処法

・関節リウマチ患者の家族が抱える介護に対する負担感

・糖尿病性多発神経障害患者の病期分類とフットケア行動に関する実態調査

・外来化学療法を受けながら幼少期の子を育てる母親の倦怠感による子育て上の問題について

・認知症高齢者のがん性疼痛尺度開発のための主観的客観的表現方法の分析

・看護師の晩期有害事象に対する介入に関するインタビュー

・ソラフェネブ投与患者に対する上下肢のストレッチによる末しょう循環促進による手足症候群の予防効果の検証

2017年ゼミ生卒論発表会↓

2017zemi

 

 

 

 

<2016年度学部卒業生の研究テーマ>

・慢性肝疾患患者に対する運動療法の適応

・外来通院をしている女性SLE患者の治療への向き合い方に関する体験についての分析

・若い世代の女性の筋炎の成否に関する要因について

・維持血液透析患者の終末期に向けた支援ニーズ

・心不全を有する認知症高齢者の家族が患者の悪化徴候に気づき受診が必要と考える過程

・看護学生に対する終末期がん患者のせん妄に関する教育プログラム

・緩和ケア病棟に勤務する看護師の放射線療法における晩期皮膚炎に関する教育的介入

・化学療法に対する暴露対策の現状と課題 ← 学生の卒業研究が兵庫医療大学紀要5巻2号に掲載されています。大学図書館Hpから閲覧できます。

↓ 卒論発表会

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<2015年度卒業生の研究テーマ>

・SLE患者の長期療養における情報ニードに関する研究

・成人の塩分摂取の状況に関する調査研究

・糖尿病患者を持つ家族への食事療法にカルガリーモデルを活用した介入研究

・局所根治目的の粒子線療法を受ける患者の心情の変化

・外来化学療法を受ける患者に対する就労支援のあり方

・がん患者の在宅への意向に向けた看護者の意思決定支援ー病棟看護師及び訪問看護師の困難な体験と要因から支援と連携のあり方を検討ー

・がん治療中の親を持つ思春期の子どもに必要な看護ケア

2016年 研究ゼミ生と領域の教員

↓ 卒論発表会

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